ウィークリー・ワイルドデッキ #1 “新環境の王座を狙う者”

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カードゲームの華は、デッキリストだ。     –まつがん

結果を残した30枚のカードの束、それらには1枚ずつにストーリーがある。
どの1枚として無用なものはなく、全てに採用の理由があるのだ。 

以前までは、このサイトでは無造作にリストを共有することしか出来ていなかった。 
そこでこの新連載では、毎週1つのデッキを取り上げて、内容を吟味し、作者の意図を汲み取らんとする。
この記事が、君とデッキとの良い巡り合わせになれることを願っている。

先日にナーフ情報が発表されてから、プレイヤー達は早くも「ナーフ後の環境」に向けて準備を進めているようだ。ナーフ予定のカードを入れないデッキの中でどれが強いのかを私も模索している。そんな中、「ドラゴン・コンボ・プリースト」が次期最強の候補としてスタンダードで流行の兆しを見せている。そのワイルドバージョンで早くもレジェンドを達成したのがこのリストだ。

S47 Haze’s “ハイブリッドプリースト/Hybrid Priest”
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Hazeは韓国のワイルドトッププレイヤーで、コンボプリーストをとても好むプレイヤーでもある。曰く、「私は最も強くて、最も早いデッキが好きなんだ」とのことだ。先月も全く同じリストでプレイしていることからも、これが非常に洗練されたリストであることがわかる。

コンボプリーストはウンゴロにて成立したデッキだが、コボルトにてドラゴン種族がバフを受けたことにより、両者の良い点を合わせたハイブリッドとなった形だ。

ワイルドのカードは[トワイライトのチビ]2枚、[ヴェレンに選ばれし者]2枚、[トワイライトの守護者]2枚の計6枚だ。[トワイライトのチビ]は1マナ2/3という良好なスタッツで、盤面を取るゲームのスタートとして最高のミニオンだ。[ヴェレンに選ばれし者]は3マナの呪文で、ミニオン1体の2/4のバフとスペルダメージ+1を与える。[トワイライトの守護者]は4マナ3/6の挑発ミニオンで、アグロ相手には壁として、コントロール相手にはOTK要員として優秀なドラゴンだ。このリストでは採用されていないが、[ブラン・ブロンズビアード]なんかも、雄叫びの多いこのデッキで活躍できそうに見える。

このデッキの基本的なプランは2つある。1つはテンポを取って押し切ること。2つ目は体力バフから[内なる炎]でワンターンキルを狙うことだ。

1つ目は簡単だ。相手のアグロの猛攻を耐え凌ぐことが目標になる。
2つ目を狙う時に、プレイヤースキルが大きく出る。カードの切り方1つで大きく勝敗が分かれることになるだろう。

テクニック!

・[トワイライトの侍祭]、時には[内なる炎]などを使うことで、無理やりに相手のミニオンを[狂気ポーション]の標的にすることができる。 相手がポンと出してきた高スタッツミニオンが狙い目だ。

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・[太陽の砕片ライラ]のバリューを狙いすぎない。重要なコンボパーツを無駄に撃って、無用な呪文を貰ったところで何の意味も為さない。 

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レノプリーストは時期に王座を明け渡す。空席となる王座に座るのは、どのデッキになるだろうか?