ワイルドオープンで招待プレイヤーが優勝… 界隈に波紋が

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ワイルドオープンは「招待されたスタンダードプレイヤー」が優勝、界隈に波紋が

ワイルドオープンで招待プレイヤーのHamsterが優勝したことを、ワイルド界隈の一部では祝福出来ずにいる。多くは驚き、そして不満の声すら上がっている。

ワイルドオープン2018ではEU、NA、アジアでは予選が行われ、その勝者がファイナリストとなった。だが中国地域では予選は行われず、blizzardによって有名プレイヤーが招待された。Hamsterも他の地域のプレイヤーと異なり、予選を戦わずファイナルステージに立った。そして何と、そのまま優勝まで駒を進めたのだ。

さらに特筆すべきことは、彼はワイルドフォーマット自体をプレイしていなかったことだ。多くのワイルド専門プレイヤーを尻目に優勝した彼の表情には、喜びと共に戸惑いの色が見えた。彼にとっても予測していない事態だったのだろう。

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Hamsterは優勝インタビューの第一声で「驚いている」と答えた


このことに、ワイルドプレイヤーの間では不満と落胆の声が相次ぎ、素直に彼の優勝を祝えない雰囲気が漂っている。

何せ、ワイルドはそもそも公式に冷遇されがちなフォーマットだ。元々のプレイヤー人口も少なく、サイレントで修正されたカードが環境を蹂躙したり、自動操縦のbotがラダーに大量に発生したりと、長らく放置されていた。

そんなワイルドファンにとって、前回から半年以上も経って開催されたオープン第2回は渇望していたものだった。しかもそれがワイルドフェスという、フォーマットが初めてピックアップされた一大イベントを飾る最終幕だとすればなおさらである。だが結果は大団円とはいかなかったようだ。

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コメント欄には多くの「LUL」のスタンプが(笑いを表している)


彼の優勝直後の配信コメントにおいても、「招待プレイヤーが優勝!?」「彼は毎試合プレイミスをしていた」「劇的じゃない」「いいトーナメントだ笑」などのコメントが付いた。

またワイルド強豪プレイヤーの中からも、この結果を良く思わない声が上がっている。

control (@F2K_control)は「招待プレイヤーが優勝(爆笑)」とコメントした上で、「彼が自身のプレイミスをフォーマットの無知さを認めたことは尊敬する」とTwitterに書き込んだ。

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一方、Tempostormでワイルドメタリポートを手がけているDannyDonuts (@DannyDonuts_HS)はこの結果を強く批判。「ワイルドオープンには非常に落胆した」と投稿した。「多くのプレイヤーのプレイミスに、優勝者もフォーマットを理解していないことを認めた。悪いワイルドの表現となった」と続けた。

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今回のオープンで、日本勢で最も駒を進めたraypeko(@raypeko)は、この結果に大いに怒りを感じているようだ。彼はファイナルステージをあと少し目前という所まで予選を戦ったが、一方で何の苦労も無く招待されたプレイヤーが優勝となれば、その怒りも至極当然というものだ。

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この結果をファンは様々な受け取り方をしている。SNSでは「スタンダードプレイヤーが本気になれば、ワイルド勢なんてこんなものだ」という自嘲めいたものすら見かける。一方で「招待選手がいることは別に不満じゃない それよりも中国で予選が無いことが問題だ」「所詮ハースストーンも時の運だ」という声もあった。

とにかく、ワイルドフェスはオープン2018を終えたことで締めくくりを迎えた。
次回のワイルドフェス第2回が、最後まで楽しいワイルドのお祭りとなることを願っている。