「妖の森ウィッチウッド」ワイルド新デッキを考えよう

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全カードが公開され、いよいよ目前と迫った新セットのリリース。
「急襲」「木霊」などの新キーワード、奇数/偶数デッキという新たなアーキタイプに加え、ドラゴンハンターやミニオンメイジなどなど今までの常識を覆すようなカードの数々
どのカードを使ってどんなデッキを組めばいいのか…つい目移りしてしまう。

ましてやワイルドフォーマットは新カードとの組み合わせで、昔のカードが「化ける」ことも多々ある
この時期にカードリストと睨めっこするのは、もうハースストーンプレイヤーにとっては恒例行事と言ってもいいだろう。

私も新カードを使ったワイルドのデッキ案を考えてみたので、今回はそれらを皆様にご紹介させていただこう。
新環境に向けて、デッキ構築の手助けとなれるならば幸いだ。

①ダブルヒーローパワーシステム

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ハイランダーに続く新たなデッキの方向性として、奇数/偶数デッキがクローズアップされた。

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新カード[月を食らうものバク]は、デッキに奇数カードしかない場合、ゲーム開始時にヒーローパワーをアップグレードしてくれる、かつての[ジャスティサー・トゥルーハート]そのものの能力だ。
知っている方も多いだろうが、アップグレードしたヒーローパワーというものは想像以上に強力である。
コントロールウォリアーの「装甲強化!」はじわじわと相手の射程圏外から逃れるのに最適だった。

[月を食らうものバク]は9マナ7/8と標準以下のスタッツ、しかもバニラと本体は頼りない。
ただ[ジャスティサー・トゥルーハート]と異なるのは、その本体を着地させる必要が無いということだ。
6マナのミニオンをプレイするというのはどうしても隙が生じ、せっかく強化したヒーローパワーを使用する前に倒されてしまうこともあった。
またデッキに1枚のレジェンドカードを引けないという事故も付きまとい安定性に欠けていた。
だが、バクは「ゲーム開始時」に登場してヒーローパワーを強化してくれる。隙も無いし事故も無い、安心設計だ。

そこで今回は敢えてウォリアーではなく、メイジでやってみようという試みだ。
メイジにはこれまた奇数シナジーカードとして可愛らしい[黒猫]が追加されている。
また[フレイムストライク][ドラゴンの憤怒][火山ポーション]など大小様々な全体除去も使用できるし、[ドラゴンコーラー・アランナ]やDKとフィニッシャーもある。
序盤は強化した2点ダメージで攻撃をいなし、後半はDKの[アイスタッチ]でバリュー勝負を仕掛ける作戦だ。

②新生・翡翠蓮

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シャーマンはマンモス年で新たなアーキタイプを見出せずに終わってしまった。
そんなスロールを不憫に思ったblizzardは今回、このクラスに大規模なテコ入れを行うことに決めた訳だ。
1クラスだけヒーローカード追加という優遇っぷりに加え、周りを固めるカードも中々の粒揃いと見受けられる。

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特に最後に発表されたレジェンドカード[シャダウォック]は、「それまでにゲーム中で使用した雄叫び効果を再度使用する」という、旧神ンゾスを彷彿とさせるフェニッシャーだ。
発表直後からプレイヤーから大きな期待を寄せられており、スタンダードではエレメンタルとの相性の良さに注目が集まっている。
だが今回ワイルド落ちとなる翡翠の偶像とは、もっともっと相性が抜群にいい

忘れられているかもしれないが、シャーマンの翡翠カードはドルイドとは方向性は違えど負けず劣らず強力だ。
[翡翠の爪][翡翠の稲妻]と、シャーマンは除去しながらミニオンを展開できるというテンポ的なアドバンテージを生み出すのが得意だ。
[翡翠の族長]は挑発持ちの翡翠を生み出し、[シャダウォック]をプレイした際の隙を無くしてくれるはずだ。

今回は[シャダウォック]のために、翡翠だけでなくありとあらゆる雄叫び持ちカードを詰め込んでみた。
ゲーム後半で[シャダウォック]をプレイするのを想像してみよう。
まず翡翠が何体か登場し、カードをドロー、相手のミニオンをハンドから引っ張り出し、全体3点AOE、ヒーローの体力回復に…、こいつで[ざわめきのエレメンタル]の効果が発動した時はどうなるんだろうか?…。
正直何が起こるのかはよくわからないが、とにかくめちゃくちゃになること間違いなしだ。

ミニオンに反応して呪文をくれる[魔女ハガサ]も、このデッキでなら十分に活躍してくれそうだ。
派手さは無いものの、安定してリソースを供給してくれるいいカードだ。
騎士団のシャーマンのDKはコントロール向きでなかったことから他のヒーローにバリューで遅れを取っていたが、この魔女に任せておけば心配ない。

③ドラゴン達よ 急襲せよ、突撃せよ

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「突撃」の調整版とも言える「急襲」。
出したターンは相手の顔面を殴れないということだが、各種サポートのおかげで単なる劣化版という訳ではなさそうだ。

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[お触れ役]は手札を減らさずにテンポを取ることのできる最高の序盤ミニオンだし、[木こりの斧]はウォリアー待望の2マナ武器だ。
急襲カード自体も有利トレードがしやすい設計になっており、序盤から盤面を取ることに長けたテンポウォリアーの復権が期待されている。
特にワイルドとなれば[アレクストラーザの勇者]を採用したドラゴンテンポウォリアーがいいだろう。

序盤から有利トレードを重ね、残ったミニオンも[コバルト・スケイルベイン]で強化。
武器や突撃でライフを詰め、[ロウゼブ]や[グロマッシュ・ヘルスクリーム]でフィニッシュ。
これが理想的な試合の流れだ。

だが現環境で盤面を取るとなると、目の上のたんこぶとなるのがウォーロックだ。
[ヴォイドロード]を突破する手段を持たなくては、アグロ〜ミッドレンジデッキに勝ち目はない。
そこで今回は憎きウ
ォーロックをかなり意識して組んでみた

悪魔専用の沈黙である[光の勇者]、[ヴォイドロード]を倒しながら出てきた1/3も取りやすい[ブックワーム]を2枚ずつ投下してみた。

もっと色々なカードを試してみたいのだが、このデッキには枠が足りない!
骨太に攻めるため[ミスリルの呪文石]と[性悪な召術師]セットも楽しそうだし、新カード[スケイルワーム]を入れて[キュレーター]を採用するのも悪くなさそうだ。

果たしてテンポウォリアーは、我々の期待通りの活躍をしてくれるだろうか?

④巨人達の木霊

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さて、このヒーローには触れなくてはならないだろう。
コボルト最強ヒーロー、ウォーロックの登場だ。
現環境を牛耳り、新環境も彼の支配を懸念するプレイヤーも多くない。

[ヴォイドロード][ドゥームガード]など強力な悪魔を踏み倒し、優秀な全体除去と組み合わせボードコントロールを思うがままにしてきた。
特にワイルドではそんな悪魔が巨人と手を組み、ナーガ巨人ウォーロックとして蹂躙している。
そんなウォーロックだが、今回の拡張も順調に強化を得たようだ。

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[ロード・ゴッドフリー]は強化版[冒涜]内蔵とも言えるレジェンドだ。
待ってくれ、強化版[冒涜]だって!?[冒涜]はすでに十分過ぎるほど強いはずだ!
こいつは今後のコントロールウォーロックには間違いなく入る1枚になるだろう。
どのプレイヤーも使う前から「強い」と口を揃えて言っている。

[グリンダ・クロウスキン]もまた、このデッキにピッタリだ。
自分のミニオンに「木霊」を付与することで、0マナとなった巨人を大量展開できる。
ナーガ巨人軸でなくとも、[ノームフェラトゥ]で相手のデッキを焼きまくったりと、色々悪さの出来そうなミニオンだ。

[ナーガの海の魔女]は公式から常々弱体化を仄めかされているが…。
その時が来るまでは、付き合っていくのがワイルドプレイヤーだ。
使うにしても、メタるにしても。

いかがだっただろうか。
新拡張まで残り時間は僅かだ。
いざパックを開けて「何を使おう!?」となる前に。
今のうちに、使いたいデッキの案をまとめてみてはいかがだろう。